ロザンナの物語05〜出会い〜

三味線のCDを聞いていたら、
そのメロディに懐かしさがこみ上げてきた。

そして、ポツリポツリと記憶の断片が蘇る。

ロザンナが打ちひしがれて、街を歩いている時
ギターの音が聞こえる。

ふと近寄って聞いてみる。

隣の石壁のところに、座って聞き入っていると
なんだから色んなことが「まあいいか」という気がしてくる。

このギターのせいかしら?

「ありがとう。おにいさん」っと行って立ち去る。

それから、何度も このギター弾きの彼に会うようになる。

いつも道端でギターを弾いている。

どこか切ないメロディが多いんだけど、何故か聞き入ってしまう音色。

なんだか顔見知りになって、たまに話したり。

ふとステップを踏んでみる。

すると、人が寄ってきて 私たちの踊りとギターを見ていくようになる。

ある日、昼間にいつものように彼のギターで踊っていると
いつもと違うメロディ、それに合わせて激しく踊る。

踊るというか、踊らさせるというか、体が勝手に動かされしまうような
まるでそれは共鳴しているかのような、、、。

そこから私たちが愛し合うのに、時間は入らなかった。

 

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